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1. メールの転送

研究室でメールサーバを運用していたり他の研究機関にも籍がある場合などで 情報処理センター以外にメールアドレスを持っている場合は、 次のような設定をすることにより情報処理センターのメールアドレス宛に届いた メールを転送することができます。

たとえば、あなたの利用者コードは ab1234 で別に foobar@no.where というメールアドレスを持っているとしましょう。 srv.cc.hit-u.ac.jp のあなたのホームディレクトリ (/home/ab1234/)直下に .forward という名前のファイルを作ります。 そのファイルの内容は


foobar@no.where
と転送先のメールアドレスそのものにします。 念のためコマンドラインで以下のように dot-forward コマンドを実行して ( srv% はシェルの表示するプロンプトですからタイプする必要はありません)

srv% /var/qmail/bin/dot-forward -n .forward
forward foobar@no.where
となるかどうかを確認しましょう。 このファイルを作った瞬間からあなたの情報処理センターでのメールアドレスである ab1234@srv.cc.hit-u.ac.jp 宛に届いたメールは自動的に foobar@no.where 宛に転送されるようになります。この場合 srv.cc.hit-u.ac.jpのあなたのメールボックスにはメールは配送されなくなります。

あるいは .forward ファイルの内容を


foobar@no.where
ab1234@srv.cc.hit-u.ac.jp
の2行にすれば foobar@no.where への転送だけではなく、いままで 通りにあなたのメールボックスにも到着したメールが保存されるようになります。

転送をとりやめたいときには .forward という名前のファイルを消去して ください。あるいは消去せずにファイル名を変更するだけでも十分です。 詳細はオンラインマニュアル dot-forward(1) を参照してください。



nagoya@cc.hit-u.ac.jp