next up previous
: メールの基礎

メール管理者のお仕事

奈古屋 広昭

いまよっつくらい「IT革命」1に乗り遅れている一橋大学ですが、そうはいってもなしくずし に情報化2が進んでしまった今日この頃、インターネット・キャンパスネットワーク とその上で提供されている各種サービスはいつのまにか電気・電話・水道・ガス etc に準ずるライフライン的な性格を持つようになりました(なってしまいました)。

中でも地味ながら重要なサービスがメールです。たとえば国立キャンパスでは 毎日2〜3万通 3のメールがやりとりされていて、研究・教育・事務 etc に活用されています。

メール(mail)は日本語でいうと「郵便」ということで、もともとは郵便屋さんが 配達する物理的な郵便物を意味しています。ちょっと前まではこちらの本家(?)メールと区別するために「電子メール」と呼んでいたような気がしますが、最近 では単にメールといえば電子メールを意味するようになりました。 さて、郵便が配達されるのは、裏に郵便局を要とした郵便配達網が構築されてい て、そこで郵便局員の方々が日夜働いているためです。 同様にメールが配送されるのは、裏でコンピュータネットワークが機能していて、 そこでメール管理者と呼ばれている人々が日夜(?)働いているためです。

というわけで、この文章を読んでいるみなさんの99.9% にとっては何をやっているのか まったく意味不明な存在であろう、このメール管理者4の「お仕事」を今回は紹介します。





Hiroaki Nagoya
nagoya@cc.hit-u.ac.jp