LaTeX についての概略

exampleの説明


\documentclass{jarticle} ← おまじない

\西暦                    ← \today を西暦表示にしたい場合に記述
\title{\LaTeX サンプル}  ← タイトル
\date{\today}            ← 日付、\today は「今日の日付」 
\author{学芸太郎}        ← 著者名

\begin{document}         ← 原稿本文の開始
\maketitle               ← タイトル・日付・著者名の出力

\section{夏目漱石の小説から}   ← 節の開始とタイトル
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
                               ← 空行は新しい段落の開始となる
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所で
ニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。

\section{簡単な数式}          ← 節の開始とタイトル
日本で漱石が「吾輩は猫である」を発表したころ,
ドイツではAlbert Einsteinが特殊相対論を発表した。

この理論によれば,エネルギー $E$ と質量 $m$ は  ← $...$は数式モード(テキスト用)
\begin{equation}              ← これも数式モード(ディスプレイ用、式番号有り)
  E = mc^{2}
\end{equation}
で関係づけられる。ここに $c$ は光速で,
\begin{equation}
  c = 299{,}792{,}458 \, \mathrm{m/s^2}
\end{equation}
である。

\section{複雑な数式}          ← 節の開始とタイトル
\[                            ←これも数式モード(ディスプレイ用、式番号無し)
  \frac{\pi}{2} =
  \left( \int_{0}^{\infty} \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2 =
  \sum_{k=0}^{\infty} \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1} =
  \prod_{k=1}^{\infty} \frac{4k^2}{4k^2 - 1}
\]

\end{document}                ← 原稿本文の終了