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: 2. モニタリングでなにがわかるか : 一橋大学のネットワーク事情 : 一橋大学のネットワーク事情

1. Mercuryの構成概略

一橋大学の学内コンピュータネットワークは愛称 `` Mercury'' ということになっ ています。由来は大学の校章でしょう。 Mercuryの構成は図 1のようになっています。

図 1: Mercury概念図
\scalebox {0.8}{\includegraphics{mercury-image.eps}}

1中の \scalebox {0.7}{\includegraphics{lan-symbol.eps}}は、いわゆる LAN(Local Area Network)を表しています。一橋大学の場合はだいたい 図2のような感じで数十から百数十のコンピュータがつながって います。したがってその中にひとつでも異常なコンピュータがあると、同じ LAN の他のコンピュータにも影響してしまうことがよくあります。たとえば第 2研究館では複数の階にまたがる 60 から 70 の部屋がひとつの LAN を構成して います。ですからそのどこかの部屋にあるコンピュータがおかしなデータをネッ トワークに流すと100人規模の利用者に影響が及んでしまいます。

図 2: LAN 概念図
\scalebox{0.8}{\includegraphics{lan.eps}}

そして学内にある数十のこうした LAN が集まり Mercuryを構成しています。



nagoya@cc.hit-u.ac.jp